多角条件、距離補正計算時の球面距離算出方法
「斜距離よりフル桁計算」の計算方法
水平距離の計算
Dcosα
D:斜距離
α:高度角
例
79.424×cos73.2438=79.28333096≒79.283
球面距離の計算は、Dcosα(水平距離)×R/(R+平均標高+平均ジオイド高)となります。
R=6370000
例
79.2833096×6370000/(6370000+63)=79.28252548≒79.283
ともに丸め方式は四捨五入
投影補正は紙面上の球面距離-水平距離となります。
例
79.283-79.283=0.0000
「丸めた水平距離(PW)」の計算方法
水平距離は、計算書に表示された距離をそのまま使用します。
球面距離の計算は、計算書の水平距離×R/(R+平均標高+平均ジオイド高)となります。
R=6370000
例
79.283×6370000/(6370000+63)=79.28221589≒79.282
ともに丸め方式は四捨五入
投影補正は紙面上の球面距離-水平距離となります。
よって79.282-79.283=-0.001
以上のように多角計算の計算条件により使用する水平距離の丸めによって計算結果が変わります。
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