終点で折り返す水準環のデータとして扱っていますが、その際に平均成果表を出力すると、データを水準環として扱っているため平均計算のダイアログ内に表示している数値が変わって行きます。
そのため、①平均計算書→②平均成果表→③平均計算書と続けて出力すると、③で数値がおかしくなる場合がありました。
よって、②終了後、一度平均計算のダイアログを閉じ、再度①から実行する
必要があったためメッセージを出してダイアログを閉じるように改訂を行っています。
水準環の入力方法
種別:単路線
内容:実測
往復:片道
往路:始点(既知点)より終点(新点)
復路:始点(往路の終点)より終点(往路の始点)
水準環の計算方法
往路 始点既知点から終点の標高を算出
復路 往路終点の標高から復路終点(往路始点)の標高を算出(計算上の往路始点標高)
始点既知点標高と計算上の標高より補正量を算出
補正量を2で除算して往路と復路に割り振り各新点を補正
往路と復路の新点標高を平均して新点標高とします。
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